こんにちは!
『時間のデザイン』っていう本、読んだことありますか?この本は、フリーランスとして活躍するブックデザイナーの井上新八さんが、自分の時間をどうやってデザインしているのかを語ってくれているんです。「楽しく、無理なく、ずっと続けられる」仕事術って気になりませんか?
井上さんは、独学でスキルを磨きながら、趣味や運動、創作活動も全部楽しむ超充実した生活を送っています。その秘訣を、実体験を交えてたっぷり教えてくれるので、「あ、これなら自分もできそう!」って思える内容が満載です。
たとえば、「毎日15分間ゲームを進める」とか「無意味なことにも名前をつける」とか、ちょっと面白いけど効果的なテクニックがいっぱいです。「限られた時間をどうやって充実させるか」のヒントが欲しい人には超おすすめの1冊です!
本の概要
『時間のデザイン』は、フリーランスとして活躍するブックデザイナー・井上新八さんが提案する時間術の決定版です。本書は「強く、楽しく、規則正しく働き続ける」ための実践的な仕事術を提供します。井上さんの超人的なライフスタイルの秘訣や、時間を効率よく使う具体的なテクニックが紹介されています。
本書では、1日のルーティーンの組み立て方やタスク管理のコツ、楽しみながら生産性を上げる方法などが具体例を交えながらわかりやすく解説されています。井上さんのユニークな視点が詰まった一冊で、自分の時間を見直したい人にぴったりです。
学びや気づき
習慣にするための”たった一つの”大事なこと
毎日やれば、続けられる。それが『習慣』なのだ。
これは著者も本の中で書いていますが、”バカみたいに”シンプルな原則ですよね!シンプルがゆえに、めちゃくちゃ納得しました。
僕はずっと副業をやりたかったんですが、具体的な行動をすることからは逃げてきたんですね。逃げてきたというか、考えてばかりで具体的に行動ができていなかったし、新しいことを始めようとしても「平日はへとへとだから週末にやろう」とか考えて、実際に週末に1回くらいはやったとしても続かないとか。全然行動が定着していませんでした。
この本を読んで、著者の方の100%真似っこですが、「1日1冊本を読んで、その感想をブログ(note)に書く」というのをやってみています。この記事でまだ2冊目ですが、「毎日やる」と決めたことで無駄なことを考えている時間が減った気がします。金曜の夜とかに「あ〜明日休みだから本読んでブログ投稿しなきゃ〜」とかならずに、毎日やるのでルーティンとしてこなそうとしている自分がいるというか。
著書を通じてたびたび感じるのが、著者の方の潔さみたいなのが伝わってきます。そこに情熱を感じて、読むのが面白くてどんどん読み進められちゃいました。
「なにをするか」の次に決めること
習慣を持続させるために大事なこと。それはいつやるのかをしっかり決める ことだ。
なにを習慣にしたいかを決めたら、次は「いつ」やるかを決めること。
一般的に多くの人が身につけている習慣に「歯磨き」があると思うんですが、大体の人は「布団に入る前に歯磨きする」とか「朝ごはんを食べたら歯磨きする」とか、タイミングが決まっていますよね。
これ、他の本でも読んだことがあるんですが、習慣を構成する要素の一つに「きっかけ」というのがあって、それを決めることがとても重要になってきます。
「アレしたらコレする」というのを脳に覚え込ませることで、自動的にそれができるようになるんですね。if-then メソッドとかとも呼ばれるやつです。
「飽きない工夫」も続ける秘訣
まず、なんでも小さくやっている。「飽きるほどやらない」 ということだ。飽きる前に切り上げる。「ハマってやりまくる」と飽きがくるのが早い。ちょっとだけやる。これは飽きないようにするための工夫の第一歩。
習慣づくりにおいてよく言われる「小さいことからはじめよ」みたいな原則があるんですが、著者の場合はこれを「飽きない工夫」としても書いていました。
無理にやりすぎず「少しずつ続ける」ことで、楽しく習慣化できるという考え方が新鮮でした。
特に著者の習慣で印象的なのは、長編ゲームでさえも「1日15分だけやる」という原則を守って毎日楽しくプレイしているというところでした。
僕だったら買ったら絶対にもっとやっちゃうな・・・。
けどこういう「仕事で忙しい日々でも、楽しいことをちょっとでも毎日の中に置いておく」みたいな考え方は、とても素敵です。僕もゲーム好きなので、何かのゲームで真似してみようかなと思いました。
実践に役立つポイント
全体的に著者の「やるっきゃねえ!」みたいな熱意が見えて、共感というか真似したいところが多いんですが、その中でも印象的だった部分をご紹介します。
時間のデザインをする上で守っている”3つのルール”
「時間のデザイン」をする上で、わたしが守っている3つのルールがある。 それは…… ・早くやる ・たくさんやる ・なんでもやる この3つ! バカみたいにシンプルだ! いや、ちょっと違う。 ・「早くやる」 鬼速でやる ・「たくさんやる」 圧倒的に数をこなす ・「なんでもやる」 無駄なことをとことんやる この言い方の方がしっくりくる。
これですね!これもシンプルというか、潔いなあと思って読んでました。
個人的には、部活に入りたての一年生の時みたいな気持ちを思い出しました。
コーチに指示されたことはすぐやって、スポーツの素振りやフットワークをめちゃくちゃ回数こなして、言われたことはなんでもやってみる、みたいな。
大人になるとというか、考え込んでしまう性質を持っている人は特に、何かに取り組む前に「この方法でうまくいくのかな」とか「こうやってもうまくいかなさそう(もうちょっと情報を集めよう)」とか考えちゃいがちですよね。
でも、それって妄想というか。やってもいないことでわかることは限られているので、あとはやってみてから考えるとか。やっているうちにできないことが見えてくるとか、とにかく「やる」ことでしか何も生まれないんですよね。
こうして書いてみると当たり前なんですが、僕も結構頭でっかちなところがあるので、このスタンスを真似して忘れないようにしたいなあと思ったところでした。
怒らない。なぜなら・・・
わたしはだいたい怒らない。理由は単純、時間の無駄だから。
この理由もシンプルですね!怒るっていうのには日々のちょっとしたイライラとかも含まれると思うんですが、日常生活において怒ることでよくなったことって、あんまりなくないですか?
僕もかつては仕事の人間関係とかでイライラすることとかが多かったんですが、それは他人に過剰に期待していたりするからなんですよね。あとは自分が正しいという慢心もあると思います。
でも、そういうイライラって、こどもの友達同士の喧嘩みたいになんでも言い合ってぶつけられるわけでもない。となると溜め込んでしまうんですよね。
溜め込んだイライラは絶対にいい影響を与えないんですよね。我慢しようと思っても自分の中では燻っているので常にモヤモヤするし、ついつい他の人に当たってしまったり。
そんなつまらない時間を減らしてくれるスタンスが、これです!「怒らない。時間の無駄だから」
なにからやる?
なにからやる?答えは簡単だ。優先順位は考えない。順番に片づける。
優先順位って、会社で仕事をしていたり他の人と作業分担をしたりするときは、ちゃんと考えて手分けして、みたいなのをやらないといけなかったりしますよね。
ですが著者はすべて一人でやっているフリーランスのブックデザイナーなので、仕事が超超忙しい時とか、このスタンスでやっているそうです。これもシンプルでいいですよね。
優先順位を考えている時間がもったいない。どうせやらないといけないことならとにかく上からやっていく。これもシンプルだし「早く」「たくさん」やる上で大事な考え方かなと思います。
特に印象に残ったフレーズや部分
最後に特に印象に残ったフレーズを紹介します!
クオリティはともかく、「やりすぎ」って思われるくらいに過剰にやると、きちんと熱量は伝わる。そして熱量が伝わると、きちんと反応がある。熱量を伝えるために必要なのは、「やりすぎ」なくらいのなにかだ。それは量なのか、密度なのか、スピードなのか。いずれにしてもそれは誰かに伝わる。なにかを本気ではじめるなら、必要なのは圧倒的な熱量だ。
まとめ
いかがでしたか?『時間のデザイン』は、日常の中でどう時間を活かすかについて、多くのヒントを与えてくれる一冊でした。
著者の井上新八さんが伝えているのは、結局「シンプルに考えて、やることをやる」ということ。その潔さや情熱は、きっと読者の皆さんにも響くと思います。
この本を読んで、僕自身も「毎日やる」ことの大切さや、「怒らない」「考えすぎない」といったシンプルな習慣の力を再確認しました。
もし時間の使い方や毎日の過ごし方に悩んでいるなら、この本を手に取ってみてください。そして、少しでも気になったアイデアを、ぜひ自分の生活に取り入れてみてください。それでは!
関連情報
ここまで読んでいただいてありがとうございます。ご興味のある方はぜひ手に取って読んでみてください。
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